小林洋介の最後の事件―多重人格探偵サイコ (角川文庫) 作者: 大塚英志,林光黙出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/05/24メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る TINAMIX 実は「サイコ」については、ほとんど知らない。 というか大塚英志の原作漫画ってノーフォローです。 昔に「MADARA」読んで、面白いと思わなかったからなんだけど。 ところが、偶然、本屋で小説版・『多重人格探偵サイコ』を立ち読みした友達が驚愕の事実をタレこんでくれた。 以前に、ここで『さよなら絶望先生』のサブタイトルの元ネタ探しをしたけど、大塚英志はさらにそれを上回っていた。*1 何と、サブタイトルのほとんどすべて大江健三郎の既存著作から引用していたのだった! 第一章 遅れてきた青年 第二章 壊れものとしての人間 第三章 案内人 第四章 個人的な体験 第五章 洪水はわが