歴史とビジネスに関するnakokai_tobokaiのブックマーク (2)

  • 「壁と卵」の現代中国論5

    第5回 分裂する「民主」と「ビジネス」 遅れてきた開発体制国家 今年9月に生じた尖閣諸島沖における漁船衝突事故とその後に続いた日中両国間の外交的な摩擦は、言うまでもなく、日中関係に経済面を含めた様々なレベルで深い亀裂をもたらすことになった。民主党政権の対応のまずさや中国国内における権力闘争の可能性など、個々の対応や背景についてはすでに膨大な指摘や分析が行われているし、今後も外交上・政策上の重要な問題として、様々なレベルで検討がなされていくだろう。しかし、ここでは領土問題をめぐる具体的な検討には立ち入らない。筆者の関心に近いところで、一連の摩擦を通じて最も印象的だったのは、日中のような互いに政治体制の異なる国同士でビジネスを行うことは、質的な困難さを伴うものだ、ということが改めて明らかになったことだと思われる。 特に、事件のすぐ後に続いた電子機器やハイブリッド車の部品に不可欠なレアア

  • 日本の病の一つ目。「戦力の逐次投入」 - 漂流する身体。

    まだ、考えがまとまりきって居る訳では無いが、幾つか典型的に日人や日企業が構造的、或いは風土的に不得意な種類の意志決定が有る気がする。読んで頂いている皆様も常日頃から、同じ事を感じているのでは無いだろうか。こういうステレオタイプに物事を当てはめて、ゼロかイチかに割り切る議論が、必ずしも複雑化した現代の事情を正しく理解するのに適したアプローチだとは思わないが、何事にも例外が存在することを前提とした議論であれば、多少は正しさが担保できるであろう。 その典型的な意志決定の一つは、「戦力の逐次投入」をしてしまうことである。これまで借金を増やしてきた施策の延長線で、また借金を増やす様にしか感じられない概算要求96兆円とか、半導体や液晶パネルに続いてまた同じパターンで太陽電池やリチウム電池が大量投資と価格競争を得意とする韓国勢や中国勢に迫られているニュースとかを見るに、国家予算や事業投資予算といった

    日本の病の一つ目。「戦力の逐次投入」 - 漂流する身体。
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