中国(ちゅうごく)の北京(ぺきん)に旅行に行くのであれば、足を運んでほしいのが琉璃廠(るりしょう)。琉璃廠は中国一の本屋街で、様々な漢籍(かんせき)が所狭しと並べられています。フラッと立ち寄った適当な本屋さんでも 「中国の本ってこんなにあるの…?」 と目を真ん丸にしてしまうほどです。 そんな中国の本ですが、中国最大の解題目録『四庫全書総目提要(しこぜんしょ そうもく ていよう)』によれば春秋戦国時代から清朝初期に至るまで実に17万2860巻もの書物が存在しているのだそう。一生かかっても読み切れそうにありませんね…。 しかし、一時代、中でも重要とされる書物に限れば読破することは可能です。というわけで今回は漢代に編まれた書物の中でも読む価値が高いとされる書物についてご紹介します。 関連記事:四部分類って何?中国で醸成された目録学をご紹介 関連記事:論語を覚えるには暗唱が大事!ノーベル賞受賞者も
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