2月16日から申請期間が始まる確定申告。同人誌や音楽CD、自主制作ゲームなどを制作している同人作家は、昨今のダウンロードサイトをはじめとする販路や流通の拡大で、確定申告が必要な人が増えつつある。(※所定の条件を満たしている場合は申告不要。詳しくはこちら) 「必要なのは分かるけど、どうせバレないから」と思っている人も中にはいるかもしれないが、実際に税務調査の対象となった作家は少なくない。2007年には同人作家が売上の過少申告によって在宅起訴され、約9,300万円の追徴課税を課せられる事件があった。 同人作家のための確定申告ガイドブック 2018(KADOKAWA・2018) (画像はAmazonより) 同人活動によって収入を得たら、それが趣味の活動であったとしても、会社員の給料と同じように税金が発生する。では、その納税額を少なくすることはできるのだろうか? そんな同人作家の気になる疑問を解決