はじめに 自作シェルを書いてみた記事はよく見かけるのですが、そのほとんどが fork -> exec という流れです。仕組みを学ぶという点で非常に有効なのでそれはそれで良いとして、 Rust では標準ライブラリの std::process::Command を使用してもっと簡単にコマンド実行ができるよ! という記事があまりないので書いてみました。 コマンドの実行 REPL パース処理はできるだけシンプルに書きます。 標準入力から1行読み取り、Command::spawn() で実行します。 それを繰り返すのが REPL (Read-Eval-Print Loop)です。 これだけでシェルと言い張っても良いと思っています🤔 use std::io::{self, Write}; use std::process::Command; fn main() { loop { // プロンプト p
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