新型インフルエンザが猛威を振るっています。これから冬に向かい乾燥していく中、季節性インフルエンザにも油断できない状況になります。こんな中、私たち救急隊もかなりの数の発熱患者、新型インフルエンザの疑いのある方を搬送しています。 インフルエンザ脳症や重症化し死亡したケースなども報告されていますが、それは非常に稀なケースです。これまで私が扱ってきた新型インフルエンザ疑いのある方々はすべて意識は清明、普通の風邪と症状的には何ら変わらない方たちばかりでした。 今回のお話はつい最近のお話で、しかも似たような現場が多々あります…。こんな患者さんがたくさん来るのか、引き継いだ医師にも厳しく言われてしまいました…。新型インフルエンザの流行で救急病院の休日診療体制が取りざたされています。きっと全国各地で似たようなお話はあると思います。 【出場指令】 あともう少しで交替だという朝8時ちょっと前、ゴールのテープが