三日間の夏の永代祠堂経法話も今日まで。夏休みの宿題と、夏休みが終わる。 今回三日間のテーマは金子みすずの詩『ほしとたんぽぽ』。 「ほしと たんぽぽ」 あおい おそらの そこふかく、 うみの こいしの そのように、 よるが くるまで しずんでる、 ひるの おほしは めに みえぬ。 みえぬけれどもあるんだよ、 みえぬ ものでも あるんだよ。 ちって すがれた たんぽぽの、 かわらの すきに だァまって、 はるの くるまで かくれてる、 つよい その ねは めにみえぬ。 みえぬけれどもあるんだよ、 みえぬ ものでも あるんだよ。 『ほしとたんぽぽ』金子みすず絵本 より 今回何を話さしてもらおうか、いつものように焦って、友人の寺報に目を通していました。40年前に先生に言われた言葉を思い出したのだという。「寺ほど、念仏に遠いところはない」という言葉。時代は「お東紛争」といわれた教団問題の真っ只中だっ