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columnとブログに関するnamgenのブックマーク (1)

  • 坂のある非風景 追悼「セックスなんてくそくらえ」

    かつて、ネット以外にどこにも居場所がない無限の読者に、星降るように愛されて、爽やかな風のように吹きすぎる憎しみを恩寵のごとく浴び、私は一度限りの事件としての生をまっとうし、そして死にました。それがどれほど幸せなことだったのか、私が知るすべはありません。やらなければならないことは、その喪失の中にこそとどまることだと、私信のような言葉をもって、数々の驚くべき星々との巡り会いの果てに、たどり着いたこの無限に開かれた場所、空疎で偉大なるブロゴスフィアにおける、私の最後の言葉とします。 すでに去っていたものが今、去ろうとしている。その挨拶は厳しすぎるが優しすぎるし、冷たすぎるが暖かすぎ、寂しいのに明るい。彼の筆は、あらゆる過激なもの、過剰なものを産み落とすためにインクに浸され、宛先のない憎悪をそこに封じ込めていた。彼の言葉に洗われて生き返るものたちは、かならずどこかで、その憎悪によって浄化されていた

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