ちょっと前の話になるが、10月2日にテレビポータルサービスがブロードバンド接続機能を持ったデジタルテレビを対象にするネットワークサービス「acTVila」(アクトビラ)の構想を発表した。同時期に開催されたCEATEC JAPANでも、経産省と総務省が共同開催する「情報家電ネットワーク化に関する検討会」がブロードバンド回線をテレビのインフラとして利用する構想のデモを行った。 リビングの中心に位置する家庭用テレビをネットワークサービスの受け手にしようという構想は以前から存在しており、これまでにもパナソニックの「Tナビ」などが提供されてきた(Tナビは将来的にアクトビラに事実上吸収される)。だが、これまでのところ、成功したとは言い難い。 “テレビでネット”は本当に必要なサービスなのだろうか? 後押しする環境 本来は汎用機であるパソコンや、電話機である携帯電話にとってもネットワークは切っても切れない
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