いわゆる「老後2000万円問題」から不信感が広がった年金制度。個人的には、年金制度がそこまで脆弱だとは思っていませんし、逆に安心している訳でもありません。年金をある程度は当てにしつつも、自助努力でいくらかは貯めとかないとなと覚悟しているのです。 持ち家があればつつましい生活をすれば年金だけでも何とかやっていけそうですし、そこそこ老後をエンジョイしたいならプラスアルファの蓄えは必要でしょう。そんな当たり前のこと、みんなどうしてわからないんでしょうか。 さて2000万円が適当かどうかは別として、年金以外の資金として生命保険会社の商品を購入している人も多いのではないでしょうか?僕も若い頃に会社に出入りしていた「保険のおばさん」に勧められて、死亡保険と個人年金に加入しました。これが今となっては実にラッキーだったのです。 時代は1990年代前半、バブルははじけたとはいえ、まだまだ高金利が続いていまし