公開: 2011年9月24日14時5分頃 こんなお話が……「情報リテラシーについて (blog.tatsuru.com)」。 命題そのものがどれほど正しくても、他の専門家たちによる「反証機会」が奪われている限り、それは「科学的」とは言われない。 それと同じく、情報リテラシーとは個人の知的能力のことではない。「公共的な言論の場」を立ち上げ、そこに理非の判定能力を託すことである。 情報の階層化とは、そのことである。 私が「情報貴族」と呼んだのは、「自分たちが所有している情報についての情報」を集合的なかたちで形成できる集団のことである。 「情報難民」と呼んだのは、原子化されたせいで、自分が所有している情報を吟味する「公共的な言論の場」から切り離されてしまった人々のことである。 この話で私が連想したのはTwitterのこと。Twitterでは、基本的に「フォロー」した人のツイートだけが自分のタイム