事故が起きたベッド用落下防止柵(NEWベッドガード)=消費者庁提供 消費者庁は16日、徳島県の生後5カ月の男児がベッド用落下防止柵(さく)とベッドのすき間に落ち込み、胸を圧迫されて一時心肺停止になる事故が7月に起きたと発表した。乳児は意識が戻ったが、今も病院に入院中。 消費者庁などによると、柵は、日本育児(大阪市)が08年12月〜今年8月に約2300台販売した「NEWベッドガード」。L字形の下の部分をベッド床板とマットレスの間に挟み込んで落下を防ぐ仕組みだが、男児は柵とベッドのすき間に落ち込んだという。取り扱い説明書通りに取り付ければすき間は2センチしかできないが、マットレスが軟らかい場合などはすき間が広くなるおそれがあるという。 これまでに同様の事故の報告はないが、同社は姉妹品「ふわふわおちないぞう」(07年12月〜今年8月に約1万7千台販売)とともに販売を一時中止した。問い合わせ