挙式場放火、不倫の果てに 容疑者の親役も仕立てる(1/2ページ)2008年11月15日21時34分印刷ソーシャルブックマーク 結婚式を挙げる予定だったホテルに放火したとして山梨県警北杜署に逮捕された、山梨県昭和町築地新居、会社員河田達彦容疑者(39)について、甲府地検は15日、現住建造物等放火と建造物侵入の罪で甲府地裁に起訴した。河田容疑者は既婚者だったが、不倫関係にあった女性と、結婚式を挙げる約束をしてしまったことが犯行のきっかけだった。甲府地検によると、「騒ぎを起こせば、式が延期になると思った」「延期した後、妻か女性か決めようと思った。申し訳ないことをした」と供述しているという。 起訴状によると、河田容疑者は10月25日午前2時20分ごろ、同県北杜市小淵沢町のホテル「リゾナーレ」に侵入、通路にガソリン約7リットルをまいて、ライターで火をつけ、床や壁など約8平方メートルを焼いたとされる。