日本ではこれまで、居酒屋や喫茶店でタバコを吸う客がいるのが当たり前だった。しかし、4年後の東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに、その光景が一変するかもしれない。「タバコのない五輪」を目指す国際オリンピック委員会(IOC)が、大勢の人が集まる施設の全面禁煙を求めているからだ。すでに厚労省は「受動喫煙防止」の観点から、罰則つきの新法の検討を始めている。もし法制化が実現すれば、タバコが嫌いな人には朗報だが、愛煙家にとっては悪夢だろう。はたして、日本も他の五輪開催国と同じように「屋内全面禁煙」に踏み切るべきなのだろうか。(Yahoo!ニュース編集部) 厚生労働省の研究班は今年5月、自分がタバコを吸わないのに他人の吸うタバコにさらされる「受動喫煙」による死亡者が年間1万5000人にのぼると発表した。職場や家庭での受動喫煙の割合や、受動喫煙と因果関係があるとされる肺がんや脳卒中など4つの病気の
東京五輪の追加種目を審議するIOC総会でバッハ会長に紹介され、手を挙げて応える大会組織委の森喜朗会長(左端)=3日、リオデジャネイロ(共同) 【リオデジャネイロ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は3日、リオデジャネイロで開いた総会で、2020年東京五輪の追加種目として大会組織委員会が提案した5競技18種目を一括承認した。国民的人気を誇る野球はソフトボールと統合した1競技として、08年北京五輪以来、3大会ぶりの復帰が正式決定した。 空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの実施も決まり、いずれも五輪初採用。総会では、米大リーグからトップ選手の参加協力が得られていない野球への懸念も出たが、IOC委員の挙手による採決は満場一致だった。開催都市提案の種目が五輪で行われるのは史上初。
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