新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、米ファイザー製が不足していることを受け、大阪市の松井一郎市長は1日、予約が済んでいる1回目の接種を近く停止する可能性があると表明した。対象は、かかりつけ医で実施する個別接種と、各区の施設などで実施する集団接種。新規の予約受け付けも停止する方針で、国から供給計画が示されるまで再開時期を示せないという。 厚生労働省などによると、ファイザー製ワクチンは1回目の接種から3週間後に2回目を接種することが推奨されている。このため、市は1回目を停止してワクチン量を確保し、2回目の接種を優先させる。 松井市長はこの日の記者会見で、「国産ワクチンがないので予想外のことも起こり得るということ。心苦しいが、理解いただきたい」と話した。【田畠広景】
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