三重県桑名市にある改修工事中のビルで、男性作業員が荷物を運搬するためのエレベーターに挟まれ死亡しているのが見つかりました。 警察は作業中の事故とみて、捜査を進めています。 亡くなったのは、四日市市市場町の水道工事業藤井哲也さん(49)です。 警察によりますと16日午前9時40分頃、桑名市新西方にある改修工事中のビルで「探していた人がエレベーターに挟まれている」と、ビルの管理会社から通報がありました。 藤井さんは12日、水道管調査のためビルで作業し、その後、行方が分からなくなっていました。 藤井さんは、荷物運搬エレベーターの下敷きになった状態で死亡しているのが見つかったということです。 改修工事中でエレベーターは稼働しておらず、警察では藤井さんがエレベーター下のスペースで作業をしていたところ、何らかの理由でエレベーターが落下した可能性が高いとみて、事故の原因などを詳しく調べています。