夏、暑くなってくると「ただいま、光化学スモッグ注意報が発令されました!」という警報を耳にすることもあるでしょう。 赤ちゃんや小さいお子さんを持つ方は、「外遊びしないほうがいいのか」「洗濯物は外に干さないほうがいいのか」などと気になるものです。 光化学スモッグについては、いま子育て中の保護者の方をはじめ、これから子育てをはじめる方も、ぜひ知っておいてほしいものです。基本的な情報をまとめましたので、ぜひご覧ください。 光化学スモッグは、簡単に言うと「大気汚染物質」です。 自動車の排ガスや工場の排煙には、窒素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物質(VOC)といった大気汚染物質が含まれます。ここに太陽の紫外線が当たると「光化学反応」が起き、大気中に「光化学オキシダント」が発生します。これが、光化学スモッグの原因物質。この光化学オキシダントの濃度が上昇すると、空気にモヤがかかったような状態になります。