(ブルームバーグ): 任天堂株は、朝安の後切り返し、一時前日比1.4%高の4万9830円を付けた。家庭用ゲーム機「スイッチ」の今期(2022年3月期)販売目標を2400万台(従来2550万台)に引き下げる一方、ソフト販売の好調などを理由に、通期の営業利益予想を上方修正した。 SMBC日興証券の前田栄二アナリストは4日付のリポートで、同社が上方修正したことは「短期的な懸念払拭につながる」と指摘。スイッチの供給面に懸念は残るが、年末商戦に向けた大型タイトルの投入で10-12月期以降のスイッチビジネスの勢いは改善に向かうとみる。 また、株価水準面から新規投資を考える局面との見方もあった。みずほ証券の小山武史アナリストは4日付メモで、主力自社タイトルの投入加速で10-12月期からの営業増益への復帰と期待を変える必要はないと指摘。そろそろエントリーを考えてもよいとコメントした。
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