あの旭山動物園が東京・丸の内の地下道に現れた──。といっても本物ではなく、これは動物を撮影したハイビジョン映像。Blu-ray Disc(BD)で再生し、液晶ディスプレイに表示した「旭山ハイビジョン動物園」で、ソニーによるBDのPR企画として11月30日に始まった。 JR東京駅の京葉線改札口と、丸の内南口を結ぶ地下道「東京駅アートロード」で、旭山動物園(北海道・旭川市)のホッキョクグマやチンパンジー、キングペンギン、ゴマフアザラシの様子を映すハイビジョン映像を再生。園内の紹介パネルも設置した。 旭山動物園は、動物の本来の姿を見せる「動態展示」で全国的に知られるようになった。この日は小菅正夫園長がハイビジョン動物園を訪れ、ペンギンが泳ぐときに立てる小さな泡や、シロクマの毛並みまでリアルに再現する映像に感銘を受けた様子。「映像を見てリアルさにびっくりし、恐いとすら思った。水槽のアクリル板に付い