連載バックナンバー 今回は、PostgreSQLの障害発生に備えて設定しておくべき3つのログ関連パラメータを紹介します。これらのパラメータを設定しておくことで、障害発生時にその状況を詳細に把握できます。逆に、設定しておかないと障害の原因や対策が困難になります。ぜひ忘れずに設定しておきましょう。 PostgreSQLのログ出力には、Linux系システムならばsyslog、Windows系システムならばeventlogのログ機能なども選択できますが、今回はPostgreSQL独自のログ機能を活用してみましょう。 3つのログ関連パラメータを設定しておく 設定しておくべきログ関連パラメータの設定は以下の3つです。 1:logging_collector=on 2:log_line_prefix='[%t]%u %d %p[%l]' 3:log_min_duration_statement=<許容で