年を取ると、 前より頭の働きが鈍くなった と、誰もがいい、周りも当たり前のことと考えているのだけれど、それは老化とは別に起こり、 死期の指標になる という研究結果が出た。 日経の「アメリカ健康最前線」より。 (9/4)認知症がなくても死期が近づくと知的技能が低下する 高齢者は、認知症がなくても早ければ死亡する15年前から重要な知的技能(mental skill)の衰えが加速することが新しい研究により判明し、医学誌「Neurology(神経学)」オンライン版に8月27日掲載された。 具体的には、言語能力、空間認識、知覚速度の衰退がみられるが、いずれも通常の老化(エイジング)プロセスとして生じるものではないという。この死亡前の「末期衰退期(terminal decline phase)」ともいえる状態は、初期の心疾患、身体面および精神面のエクササイズ不足、さらにはごく初期の認知症など、根底にあ