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ブックマーク / hiko1985.hatenablog.com (3)

  • cero『Yellow Magus』 - 青春ゾンビ

    Yellow Magus(DVD付) アーティスト: cero出版社/メーカー: カクバリズム発売日: 2013/12/18メディア: CDこの商品を含むブログ (8件) を見るなかなかに驚きの1枚だ。サウンドはライブにおける「exotic penguin night」や「わたしのすがた」が小沢健二の『Eclectic』(2002)Eclectic アーティスト: 小沢健二出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2002/02/27メディア: CD購入: 4人 クリック: 98回この商品を含むブログ (178件) を見るを彷彿とさせるアレンジで披露されていた事からも予見できたが、和洋折衷されたブラックミュージックに変貌を遂げている。ヨーロッパとアフリカを組み合わせ独自の進化を遂げたミナス音楽とのリンクも感じさせたりもするのだけど*1、屈強なリズム隊、サックス、トランペット

    cero『Yellow Magus』 - 青春ゾンビ
    nanl
    nanl 2013/12/27
  • 坂元裕二『最高の離婚』最終話 - 青春ゾンビ

    喜劇と悲劇の狭間を最後の最後まで突き進み、最高のエンディングを見せてくれました。完璧な脚である。面白い名前の店員さんがいた事を報告したい、そんなさりげない事こそが、他人である2人が一緒に生きて行く理由なのかもしれない。そんな真実めいたものを「ビデオ屋の店員イナヅマさん」の1フレーズに込めてしまう。 あの時会わなかったら、今でも他人のままだったの。 どっかの会社の受付ですれ違うそれだけの間だったの。 私が死のうと生きようと、あなたは知らないし、あなたには関係なかった。 いつ居なくなってもおかしくない人と一緒に暮らしてる。 いつ無くなってもおかしくない時間を過ごしてる。 いつお別れがきたっておかしくないのに好きだって事を忘れて生きてる。 そういう、そういう風に生活してる。まあ、短くまとめると・・・・大切な人だと思ってます。 人生の偶然性と有限性への言及も素晴らしい筆致である。しかし、上記のよ

    坂元裕二『最高の離婚』最終話 - 青春ゾンビ
    nanl
    nanl 2013/03/27
  • cero『My Lost City』 - 青春ゾンビ

    これからのこの国のミュージックシーンを牽引する1枚の誕生だろう。ceroの音楽が大きく開かれた。パーソナルな手触りの1stアルバム『WORLD RECORD』が名盤である事には代わりないが、こいつはちょっと桁違いだ。今作においても彼らの音楽は数多のカルチャーからの引用のパッチワークで成り立っているはずなのだけど、その繋ぎ目を感じさせないシームレス加減は絶妙、というよりもはやその繋ぎ目のよる傷さえも彼らの血肉である。これがceroの音楽だ。楽曲、リリック、演奏、歌唱、録音・・・その全てが成熟し、ポップスとしての強度が格段に向上している。「誰もが心奪われる最高のポップアルバム」と手放しに賞賛して終わりでもいいくらいなのだけど、同時に精緻なコンセプトアルバムでもあるので、ちょっとした想像力を働かせてみたくなる。 シティ・ポップが鳴らすその空虚、 フィクションの在り方を変えてもいいだろ? 「わたし

    cero『My Lost City』 - 青春ゾンビ
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