日本ハムが13安打13点で3連勝し、両リーグを通じて10勝に一番乗りした。今季初登板の先発・多田野は、6回を散発4安打無失点の好投。09年8月27日以来、963日ぶりの白星を挙げた。 打線も多田野を援護。初回、中田の先制適時打などで2点を先制すると、五回にも2点を加え、七回には稲葉の2点適時打など5安打を集中し、6点を奪った。八回は稲葉の3号2ラン、九回は中田の適時打で圧倒した。継投は乾、森内とつないで完封リレーになった。 お立ち台に上がった多田野は久しぶりの勝利に「先発のチャンスを与えてもらったので、何とかリリーフに渡そうと思っていた。(打線の援護は)接戦になると思っていたが、助かりました」と振り返り、新指揮官の栗山監督について「いつも声をかけてくれるし、勝ちたい気持ちでいっぱいでした」と話した。西武は先発・西口が6回4安打4失点で降板した後、5投手をつぎ込んだが、失策も響いて日本ハムの