1991年のWorld Wide Webの登場から既に17年が経過しています。その間にアプリケーションの形態は様々に変化し、我々は今ソーシャルアプリケーションプラットフォームと呼ばれる環境を手にすることになりました。本連載の第1回目として、アプリケーションの進化の歩みを振り返り、同時にSNSの反映と行き詰まりの中で見えてきた次世代のアプリケーションプラットフォームであるWebのソーシャル化について紹介いたします。 数十年の間に、コンピュータを取り巻く環境は劇的に進化し、今では誰もが何らかの形でインターネットを利用するまでになりました。多くの企業では、コンピュータ上で動作するソフトウェアがビジネスを支えています。そのプログラムのちょっとしたミスによって、多くの人々の生活に支障を来してしまうことも珍しいことではなくなりました。PCの登場によってコンピュータが多くの人々にとって身近なものになり