替え玉受験あった2009年度の中大入試で、縦4センチ、横3センチの顔写真の提出を求める受験案内2009年2月にあった中央大の入試会場。今年度は、顔写真のチェックをより厳しくした=東京都文京区 中央大学理工学部(東京都文京区)の2009年度入試で、志願者と、本人になりすまして受験した2人の顔写真をパソコンで合成して受験票にはり付け、大学側のチェックを逃れる替え玉受験があったことが分かった。不正は、匿名の投書がきっかけで発覚。2人の間にあった、小学校時代からのいじめの関係が、不正の背景にあったという。 再発防止策として中大は、10年度の募集要項に「志願者以外が志願者本人になりすまして受験すること」が不正行為にあたると明記。試験会場で、志願者と受験票の顔写真との照合を厳重にしたほか、答案と入学手続きの筆跡を詳しく調べるなどしている。 替え玉受験があったのは09年2月に行われた中大理工学部の