今後の展望も語った庵野秀明監督[映画.com ニュース] 第27回東京国際映画祭の目玉企画、特集上映「庵野秀明の世界」の主役である映像作家・庵野秀明が取材に応じ、「エヴァンゲリヲン」シリーズについて本人が多くを語らぬ理由や、原画を担当した「風の谷のナウシカ」(1984)で“師匠”宮崎駿から学んだ「仕事の流儀」について語った。 スタジオジブリの鈴木敏夫氏の発案で実現し、庵野監督にとって初の大規模な特集上映となる「庵野秀明の世界」では、学生時代に自主制作した短編に始まり、「風の谷のナウシカ」「火垂るの墓」など原画を手がけた作品、95年に放送が始まり社会現象を巻き起こした「新世紀エヴァンゲリオン」全話、「ラブ&ポップ」「式日」「キューティーハニー」といった実写監督作など、全編・抜粋を含めて計53タイトルが上映される。 「ここまで大事になるとは思っていなかったので、『こりゃ大変だ』というのが率直な