先週サービスが開始されたばかりだが、育成して売買できるデジタルの猫を集めるゲーム「クリプトキティズ(CryptoKitties)」が既にすごい人気だ。どのくらい人気があるのかというと、暗号通貨プラットフォーム「イーサリアム(Ethereum)」の全取引の12%を占めるくらいだ。クリプトキティズの突然の出現によってネットワークに負担がかかり、未処理の取引がどんどん溜まってきている。 デジタル猫を集めるためには、イーサ(Ether)と呼ばれるイーサリアムの暗号通貨が必要だ。最も高価な猫はどういうわけか11万4000ドル以上に高騰しているが、ブロックチェーン内の中央値の価格のデジタル猫は、イーサで現在11.44ドル相当である。2匹買ってイーサを追加で支払えば、その猫たちの子猫を持つこともできる。「育てることができる動物のぬいぐるみだと思ってください」とゲームのWebサイトは説明している。 確かに