スペインで世界最大のモバイルの祭典が開催された。主役はもちろんスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)だ。新製品が相次ぐ海外勢に比べ、国産勢の存在感は薄い。 スペイン・バルセロナで2月27日から3月1日まで開催された携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2012」。注目の的は、米IDCの調査で2011年の出荷台数が4億7500万台に達し、パソコン(3億5300万台)を上回ったスマートフォンである。 MWCでは、韓国のLG電子や台湾のHTCなどのスマホメーカーが、新製品を相次いで発表。独自性や高性能などを売り物に、スマホ市場をリードする韓国サムスン電子と米アップルの牙城を切り崩そうと意欲満々だった。 高速通信「LTE」関連のパテント保有数が23%と世界でトップというLG電子は、同社のスマホ「オプティマス」シリーズに高速プロセッサーを搭載したLTE対応製品を加え、シェア拡大を
かねての観測通り、米アップルは7日、米サンフランシスコで開催したイベントでタブレット端末「アイパッド(iPad)」の新モデルを発表した。 新モデルはディスプレイの解像度を従来に比べて4倍に高め、カメラはフルHDの動画撮影にも対応している。CPUはクアッドコアのグラフィックスを搭載した独自開発の「A5X」を搭載し、描画性能を2倍に高めた。 またLTE方式の高速通信サービスに対応しており、米国では米AT&Tと米ベライゾン・ワイヤレスがサービスを提供する。価格は499ドルからとこれまでと同じだ。 ちょうど同社のスマートフォン「アイフォーン(iPhone)4」が現行モデルの「4S」へと移行した時と同じく、外見も重さも従来製品とほぼ同じだが、中身は大きく進化しており、アナリストらはこれを好意的に見ている。 ただし、その名称を巡っては好意的な意見は少なく、今ネット上でもちょっとした議論が広がっているよ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く