WBCの侍ジャパンを応援してくれていた“青い眼のサムライ”がいる。英語のTwitterを意訳すると、 「第二の野球の故郷を応援しています。侍ジャパン、ガンバレ!」 呟いたのは、阪神のマートンである。そして日本がプエルトリコに敗北した後には、こう一言。 「侍ジャパン、WBCでの健闘おめでとう! いつも勝てるわけじゃないし、世界でベスト4は決して悪い成績じゃないよ」 3連覇という言葉が一人歩きしすぎたのか、どうも日本人には落胆が広がっているなか、なんともジーンと来る言葉である。確かに、世界ベスト4は決して悪くはない成績だろう。 「“郷に入りては郷に従う”というのがマートンのモットー。今季から阪神に新加入したコンラッドにも“日本で成功するには日本を好きになること”と説いています。外国人としての立場をわきまえつつ、心は日本人になれているからこそ出た言葉じゃないでしょうか」(在阪スポーツ紙記者) ※