Top > “マルウェア”の一覧 > Import APIとFuzzy Hashingでマルウエアを分類する ~impfuzzy~(2016-05-09) 一般に、マルウエア検体の調査は、既知のマルウエアかどうかを判別することから始めます。データベース化された多数の既知のマルウエアと調査検体との比較を高速に実行するために、ハッシュ関数をマルウエア検体に施して得られたハッシュ値が利用されます。 ハッシュ関数の中でも、MD5やSHA1などの伝統的なハッシュ関数の場合には、入力データが1ビットでも異なれば、まったく異なるハッシュ値になりますので、完全に同じではないが類似した既知の検体があれば、既知のマルウエアと判定したい場合には役に立ちません。 現在では、カスタマイズされた上で攻撃に使われるマルウエアがほとんどであるため、カスタマイズされた検体を類似していると判断できるようなハッシュ関数が望まれ
![Import APIとFuzzy Hashingでマルウエアを分類する ~impfuzzy~(2016-05-09) - JPCERT/CC Eyes](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1f74d89972c91637362c61fa8835f5104b825ac0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogs.jpcert.or.jp%2Fja%2F.assets%2Fthumbnail%2F01-800wi.jpg)