NAPには、検疫をコントロールするための実施ポイントが必要になる。Windows Server 2008では、802.1X、IPsec、VPN、DHCPなどを実施メカニズムに選択することができるが、今回は構築が最も簡単なDHCPを利用した。 今回構築したネットワークは、Windows Server 2008が3台、クライアントが1台の非常にシンプルなテストネットワークだ。NAPの実施ポイントとして利用するDHCPサーバーには、Windows Server 2008のDHCPサーバーが必要となる。今回はDHCPサーバーとNAPのコントロールを行うNetwork Policy Server(NPS)は、1台のサーバー上に構築した。DHCPサーバーとNPSを別々のサーバーに構築することもできるが、今回はシンプルに行うために、このような構成にした。ちなみに、DHCPサーバーとNPSを別々のサーバー