昨年8月、暴力団関係者との交際を理由に芸能界を引退した島田紳助さん(55)が、スクリーンで“復帰”することが6日、分かった。今月28日に公開されるお笑いタレント・長原成樹(47)が初めてメガホンを執った映画「犬の首輪とコロッケと」で本人役として声の出演をしている。引退前に収録されたものだが、4日には吉本興業・大崎洋社長(58)が復帰を熱望して物議を醸したばかり。劇場に流れる島田さんの肉声に、観客はどう反応するのか。 今作は長原の自伝的小説が原作で、在日韓国人3世として生まれた「セイキ」が大阪市生野区でいたずらとケンカに明け暮れた青春時代を描いたもの。その経験を生かして「紳助・竜介」の後を継ぐようなツッパリ漫才で舞台に立ち始めた長原が、楽屋であこがれの紳助に出会うというシーンで、島田さんは“声の復帰”を果たしている。 「おまえら、ツッパリ漫才やってんねんて? 今どきもうはやらんぞ」と鎌苅