IDC Japan(本社:東京都千代田区)は2007年12月13日、2008年の国内IT市場でキーとなる技術や市場トレンドなど主要10項目の予測を発表した。「オンデマンド型SaaS」「仮想化」などを挙げており、2008年が世界的にGDP成長率の減少が予想されるなか、とくに中小企業(SMB)の動向が注目されるとしている。 10大予測は、(1)オンデマンド型SaaS(Software as a Service)の利用がSMBを中心に急拡大 (2)サーバーを中心に仮想化への取り組みが本格化 (3)環境資源保護を図るグリーンITへの取り組みが企業のステータスを左右 (4)コンプライアンス(法令順守)への対応がIT投資の伸びを下支え (5)データセンターサービス利用拡大によるコロケーションからホスティングへの需要シフト (6)シンクライアント導入の本格化 (7)SMB市場がIT市場拡大のカギを握る(