会社で使うオフィスソフトといえばマイクロソフトの「Microsoft Office」の独壇場。だが、ワープロ、表計算、プレゼンテーション、電子メールの4ソフトから成る標準版のライセンス料は1ユーザー当たり4万6400円(初回に3ライセンス以上一括購入する「Open License」の場合)もする。さらに契約期間内は最新版に無償バージョンアップできるSA(ソフトウエア・アシュアランス)契約を結ぶと、ライセンス料の29%が毎年かかる。200人分をOpen Licenseで購入した場合、SA契約料は2年で500万円を超える。 もっと安くできないだろうか。 選択肢の一つはマイクロソフト製品と互換性を持つ無償オフィスソフトだ。代表格は「OpenOffice.org」。ワープロ、表計算、プレゼンテーションなど6ソフトで構成する。 各ソフトの基本機能は一世代前のマイクロソフト製品「Office 2003