子どもが生まれてから、お正月に帰省すると「お年玉」をいただくようになりました。 私が子どもの頃はもらったお年玉は1円も使うことなく、そのまま親が私の銀行口座に貯金してくれていました。私の周りの友人もみんなそうでした。 >前回エピソード:子どもの叱り役は1人でいい。夫がすぐに子どものフォローに回る理由 by ぴよととなつき 子どもの教育にはお金がかかるし、人生の節目で大きなお金が必要になることもあると思います。 しかし一昨年のお正月、私は思いました。お小遣いをあげていない我が家では、お年玉は1年で1度だけ子どもたちが手にする「自分のお金」なのです。 お年玉を自由に使わせてみることで4歳と2歳の息子に物の価値を教えるきっかけになるかなと考えました。 私が物の価値を教えたいのには理由がありました。 ある日、長男が幼稚園で箸を折って帰ってきました。古くなっていたし仕方がないかと次の日新しい箸を買っ
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