前回は「インターネット広告のメディアプランニングについて」、前々回は「インターネット広告統計データの活用法」と、2回連続して“インターネット広告”にまつわるデータの取り扱い方を紹介してきました。今回はそうしたデータを取り扱ううえでも特に重要となる、出稿したインターネット広告の広告効果測定について説明していきます。インターネット広告効果を立体的に把握するためにインターネットの広告効果は、以下の2つのアプローチにより管理することが望まれます。 1.クリック数やコンバージョン数など実測の数値で表すことができる「ダイレクトレスポンス効果」 2.他のメディアと同様に、広告が露出したことによる広告認知やそのブランドに対する態度変容効果を表す「インプレッション効果」 これらを両輪として捕捉することが、インターネット広告の効果を立体的に把握でき、次のキャンペーン展開などの広告計画にフィードされると判断され