表1:ガルシア(1966)による実験計画と結果 以上挙げた3つのほかに食物選択という観点からは 一度形成されると、消去か忘却に強い抵抗を持つ。(Bouton 1982) その食べ物がなじみなければないほど、強い嫌悪が形成される。(Kalat 1977) なども特徴として挙げられる。 このように、同じような仕組みを持ちながら、今挙げたように相違点も持ちあわせているので、味覚嫌悪学習をどう位置づけるか、様々な議論があった。現在では古典的条件づけとは質的に異ならないとする研究者が多いようである。(例えばLogue,マッキントッシュ、レスコラ )しかし、ガルシアはあくまで異なった学習だと主張している。 間隔短い 間隔長い CS → US ―――――――――――→ FB (食物の外観、匂い) (味) ← -- - - -- 消化器の異常) CS→USが古典的条件づけ(認知的プロセス)US→FB味覚嫌