次にハードウェアの挙動に密接に関連するOSのサービスについて取り上げます。先述のようにRHEL4のOSチューニングではブートオプションなどカーネル起動時のオプションや設定ファイルを変更することがありますが、不要なサービスを起動させないことによるOSチューニングも必要です。ブートパラメータだけでなく、OSが持つサービスの動作1つでハードウェア動作不良の問題が解決するということもよくあります。 RHEL4ではデフォルトで有効になっているサービスが多数ありますが、その中にはサーバ用途では不要なサービスや起動すべきではないサービスもあります。まず状況を確認するために、RHEL4でPSPをインストールした直後のランレベル3で起動されるサービス一覧を表示してみます。 特定のランレベルで起動されているサービス一覧を表示するにはchkconfigコマンドを使います。 これを見ると、実は多くのサービスが起動