国税庁の『民間給与調査』によれば、給与所得者の約4割が年収300万円以下。そんな現実を知ると低収入も仕方ない気もする。だが、高所得者と低所得者両面の行動心理に詳しい投資コンサルタントの午堂登紀雄氏は、「ただ運が悪いからだけが理由ではありません。低所得者には彼ら特有のダメに陥るマインドがあり、それも大きく関係しています」と語る。 そこで、実際に低所得者(年収300万円台以下)のサラリーマン200人に話を聞き、ダメ習慣を自己申告してもらった。彼らに共通するダメ習慣とは? まずは低所得にダイレクトに繋がる職場編からいかにダメかを認識してもらいつつ、日常をチェックしていってもらいたい。 ◆職場編 低所得ゆえに仕事のモチベーションは総じて低い。集中力もすぐ切れてしまい、「おしっこしたくなくてもトイレに行く」(33歳・流通)など気分転換と称したプチサボリの常習犯となっている者も確認された。 ただし、ち