救助された犬 飼い主と再会 4月4日 16時48分 津波で壊滅的な被害を受けた宮城県気仙沼市の沖合を漂流する住宅の屋根の上から3週間ぶりに助け出された犬の飼い主が見つかり、4日午後、再会を果たしました。 今月1日、気仙沼市の1.8キロ沖合の海で、漂流する住宅の屋根の上に犬がいるのを海上保安庁のヘリコプターが見つけました。犬は、助け出されたあと、宮城県富谷町にある県の動物愛護センターに保護されていましたが、飼い主が見つかり、4日午後、再会を果たしました。飼い主は気仙沼市に住む50代の女性で、震災で自宅の一部が壊れ、飼っていた2歳のメスの犬の「バン」も行方が分からなくなっていたということです。ところが、被災した自宅でNHKのニュースを見ていたところ、「バン」によく似た犬が震災から3週間ぶりに助け出されたことを知り、名乗り出たということです。犬が着けていた茶色い首輪が決め手となって、この犬が「バ