2006年12月14日05:45 カテゴリ書評/画評/品評 バラエティとバリエーションの違い 読む方はとにかく、しゃべった後の編集は楽とはとても言えない。 池田信夫 blog バラエティ化する新書 座談会という形式は、日本独特のものである。菊池寛が『文藝春秋』で始めたといわれ、しゃべるほうも文章を書くより楽だし、読むほうも流し読みできる。WEB+DB PRESSの連載対談は、テープ起こしの段階で30ページ分ぐらいになってしまうことも多い。これを3ページにするのだから大変だ。どの号でも泣く泣く割愛したエピソードも多い。このあたりはいつか本に出来たらと思う。 現時点で私が文章を起こす仕事の中で圧倒的に一番大変なのはあの連載ということは書き記しておきたい。 それはさておき、本題。 池田信夫 blog バラエティ化する新書 バラエティのように楽に読める本を読者が求めるのなら、それを供給するのは営業