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Massに関するnash-bridgesのブックマーク (2)

  • 若者はなぜうまく働けないのか? (内田樹の研究室)

    CIRCUSという雑誌の取材がある。 お題は「どうして若者はうまく働くことができないのか?」 一方に引きこもったまま労働しない若者がおり、一方に過労で倒れそうな若者がいる。 いずれも「うまく働いている」わけではない。 どうしてなのか。 たしかに「どうしてなんでしょう」と訊きたくなる気もわかる。 お答えしよう。 これは複数のファクターの総合的な効果であるから、単一の原因を探してもダメである。 第一は働く個人の側の問題である。 『下流志向』で分析したように、労働を経済合理性の枠内でとらえると、労働者は自分の労働の成果に対して、「等価の」報酬が、「遅滞なく」、「固有名宛て」に給付されることを望む。 学生たちが知っている「work」の経験はさしあたり受験勉強と就活だけであるが、それはまさに、努力に対する報酬(成績や合否採否)が(成績発表、内定通知の日に)「遅滞なく」、努力にふさわしい評価として、固

  • 「脳」ブームの危うさ : Brain Network 神経回路メカニズム研究グループ 津本研究ユニット ユニットリーダー 津本忠治

    現在、日は脳ブームだという。屋に行くと脳関係の書籍コーナーがあり、「脳を鍛える」と称するがところ狭しと並んでいる。また、「脳年齢」を改善するというゲームが売れに売れて、注文してもすぐに手にはいらないとも言われている。大手新聞社の夕刊にも「脳を鍛える」紙面があり、クイズのようなものが載せてある、等々。このような社会現象に当の脳研究者は如何に対処すべきであろうか? 一部の研究者あるいは自称「脳科学者」が十分なコントロールのデータもなく言っている戯言であるから、はなから無視すれば良いのであろうか?あるいは、脳のシナプスや神経細胞の働きといった素過程も十分わかっていないのであるから、そのような出版物やゲームの根拠のなさ、非科学性をはっきりと指摘すべきであろうか? 先日公表された第3次科学技術計画でも強調されているように、現在、脳研究を含めて多くの研究は多額の国費を使っているのであるから、

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