【大相撲】内館横審委員「私は朝青龍が大好き」でも伝統継承が第一 - MSN産経ニュース初場所後に任期満了となるため、この日が自身最後のけいこ総見だった横審の内館牧子委員。観覧を終え、報道陣が感想をたずねると、予想外の言葉が飛び出した。 「私はプロのスポーツ選手として朝青龍をすごく認めますし、超が３つつくほど好き」 平成１２年に女性初の横審委員に就任以来、「ご意見番」として、とりわけ朝青龍の品格を厳しく批判し、天敵とも称された内館委員である。一瞬、驚く報道陣。だが続きがあった。 「でも大相撲には相撲道の精神がある。それを無視した朝青龍と、ビシッとした態度を取らない師匠（高砂親方＝元大関朝潮）がいるから、私は鬼のように怒らなきゃならなかった」 最後まで意気軒高に自身の相撲観を披露した。後任について聞かれると「相撲とプロレスの区別の付かない人が『女を土俵に上げろ』とか『ガッツポーズしてもいい』とか言うんです」とバッサリ。「（後任には）相撲が好きで、知ろうとする意識のある人になって
