2019年12月17日のブックマーク (1件)

  • 故意と違法性の意識 - アホヲタ元法学部生の日常

    故意と違法性の意識 作者: 高山佳奈子出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 1999/05/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (5件) を見る 故意責任の質&違法性の意識に関しての論証としては、以下のようなものがよく使われるのではなかろうか。 故意責任の質は、反規範的人格態度に対する非難である。そして、構成要件に該当する事実を認識すれば、通常反対動機を形成できるのだから、構成要件該当事実を認識しながら、あえて行為に出た場合には、これを反規範的人格態度の表れとして、重い故意責任を問いうる。もっとも、構成要件該当事実を認識しながらも、違法性の意識を欠いたことに過失すらない場合には、行為に出たことを反規範的人格態度の表れとは言えず、故意(ないし責任)は否定されると解する。 (新)司法試験を目指す人の中にも、その内容を深く検討することなく、こういう論証を

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