ディスプレイ素材にシャボン玉や布を――慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の研究成果を一般公開する「Open Research Forum 2009」(六本木アカデミーヒルズ40、11月24日まで)では、珍しい素材のディスプレイが目を引いていた。 シャボン玉を利用したディスプレイ「shaboned display」は、箱に敷き詰めた5個×5個のシャボン玉がふくらんだり割れたりすることで文字や記号を表現するディスプレイだ。筧康明研究室が開発した。 シャボン液を張った箱の中に、円柱状のスポンジを縦5個×横5個、計25個並べた。スポンジの表面にはシャボンの膜を張り、下から吹き出す空気で膜がふくらみシャボン玉を作る。1つのシャボンが1画素となる。 展示していたのは試作品。ランダムにシャボンがふくらんだり縮んだりしており、まだ文字などの表現はできていなかった。シャボンが透明なため見えづらいのも課
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