緊急事態宣言が出ている4都府県の中で、特に医療体制が危機的な状況に陥っている大阪では自宅療養者が「重症化」するケースが相次いでいます。入院する必要があるにも関わらず、入院できない…事態は深刻さを増しています。 ▽自宅がまるで“病室” 看護師「失礼します」「お邪魔します」 すでに医療現場が限界を越えている大阪で、新型コロナの自宅療養者への往診を行っている病院があります。 看護師「ちょっと酸素測っておこうか。あと血圧も一緒に見ていきましょう」「保健所から毎日状態確認の電話は?」 患者の女性「ないですね」 看護師「よし、点滴しよう」 点滴袋をハンガーにかけ、自宅がまさに病室と化しています。ぜんそくの持病を持つ40代の女性。ここ数日、吐き気や下痢の症状がひどく食事もとれないため入院を希望しましたが、保健所から「難しい」と告げられたそうです。 自宅療養者「(入院は)多分難しいといわれて」 看護師「今
![「何もカバー無しですか」悲痛な声、大阪医療の現実](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cb0f18bfe91e9b34b3feba45e72711e18d929e8c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.tv-asahi.co.jp%2Farticles_img%2F000214879_1920.jpg)