良くも悪くも注目を集める「Pokemon GO(ポケモンGO)」だが、地域活性化のツールとしても積極的に使われている。 最近ではレアポケモンである「ラプラス」が宮城県石巻市に大量出現するなど、東北3県とタイアップしての復興支援イベントが話題となったばかりだ(2016年11月22日に発生した福島県沖の地震と津波の影響で終了)。 こうした地域活性化の先駆者となったのが、鳥取県の鳥取砂丘だ。ポケモンGOでアイテムや経験値(XP)を獲得できる「ポケストップ」は、ポケモンGOの開発元である米Nianticによる位置情報ゲーム「Ingress」の拠点「ポータル」が元になっている。このポータルは、Ingressのプレイヤー(エージェント)であれば申請が可能だった。 鳥取砂丘では、Ingressのほぼ一人の熱心なプレイヤーが申請し、登録された大量のポータルがポケモンGOのポケストップに使われており、これに