2012年11月24日に京都競馬場で落馬。『左上腕骨開放骨折、左肩甲骨骨折、外傷性気胸、L4(腰椎)横突起骨折、左尺骨骨折、右大腿骨骨幹部骨折、左足関節脱臼骨折、右下腿部裂創、右第一肋骨骨折、右肘関節(尺骨)脱臼』、この診断名が事の大きさを物語っています。あれから1年半。大きな手術を何度も行い、現在も入院生活が続くなか、復帰を目指して1日1日を懸命に過ごしている佐藤哲三騎手。今回、応援してくれているnetkeibaのユーザーに向けて、近況を語ってくれました。休養してから初めて受けたというロングインタビュー。佐藤哲三騎手の気持ちの詰まった声をお聞き下さい。(取材:赤見千尋) ◆「何で自分はジョッキーをやっていたのか」 赤見 今も入院されていると聞いて驚きました。 佐藤 そうなんです。外出は自由にさせてもらっているんですけど、もう1年半、ずっとですね。 赤見 今の様子というのはいかがですか。