JALとANAが、4月から適用する「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の適用条件表を改定しました。これまで米ドル建てで設定していた「適用条件表」を円建てに変更します。日本販売分のチケットに関しては、原油価格を米ドル建てでなく円建てで判断し、サーチャージに適用するというものです。 シンガポールケロシン平均価格の円換算額に 燃油サーチャージは、航空燃油費用の変動に応じて適用額を改定するしくみです。価格の決め方は航空会社によって異なりますが、JALとANAの場合、4ヶ月前の航空燃油(シンガポールケロシン)のスポット価格2カ月平均によって適用額を確定し、2カ月間固定します。 たとえば、「4月~5月」分の燃油サーチャージは、前年の12月~1月の2カ月のシンガポールケロシンの1バレルあたり平均価格で判断されます。この平均価格は、これまで米ドルで区分されてきました。それを、これからは円換算額で区分す
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