テレビアニメ「幼女戦記」のシリーズ構成・脚本を担当しているのは猪原健太さん。アニメだけでなく、テレビドラマや小説なども執筆し幅広く活躍する脚本家です。テレビアニメでは「デス・パレード」や「亜人」などに関わり、本作で初のシリーズ構成。加えて全話脚本を執筆と、テレビアニメ「幼女戦記」の世界観を大きく支えるひとりです。今回は猪原さんにお話を聞き、原作ノベルからどのように脚本へ再構成していったのか、また、「幼女戦記」の魅力などを存分に語ってもらいました。 ――猪原さんと上村監督は、「残響のテロル」第8話で演出補と脚本という立場で作品上では共演されているんですよね。 猪原健太(以下、猪原):そうなんですよね。でも実際は、当時はお会いすることもなく、その情報も後から知りました。 ――そんなお2人が監督とシリーズ構成ということで本作に関わられています。猪原さんは今回が初のシリーズ構成ということですが、ど